新規開業

新規店舗オープンに向けて
失敗を回避したい方へ

新店舗の内装工事を始めるにあたり、事前に確認しておくべきポイントがいくつかあります。これらの項目を把握しておくことで、スムーズな工事進行と予期せぬトラブルの回避が可能になります。

以下に、新店舗内装工事に関して確認しておきたい重要な10項目を紹介します。

 

新店舗内装工事に関する
確認しておきたい10項目
checklist

  • Check.01

    ガス設備の確認

    ガス設備の有無を確認しましょう。ガス設備が無い場合、少量使用であれば小型電気温水器で対応可能です。
    多量使用の場合でも大型電気温水器の設置場所(90㎝×90㎝程度)が確保できれば大丈夫です。
    ガス設備がある場合、ガス給湯器設置場所が屋外か屋内か確認しましょう。
    屋内設置の場合は給湯器専用の排気設備が必要になるのでその分費用が掛かります。

  • Check.02

    資材や什器の搬入経路

    資材や什器の搬入経路を確認しましょう。大型機材や什器などエレベーターや入口ドアのサイズは
    結構重要です。事前に決まっている場合は施工会社と情報共有しておきましょう。

  • Check.03

    電気容量の確認

    電気容量を確認してください。電圧が足りない事が無いように使用予定の電化製品、厨房機器などのアンペア数を把握しておきましょう。

  • Check.04

    空調設備の確認

    空調について確認しましょう。既存でエアコンが付いている場合、ビルの設備なのか前テナント様の残置物なのか、重要です。ビル設備の場合は故障の際にはビル側に対応してもらえるでしょう。
    前テナント様の残地物の場合は故障などの際にはご自身で手配などしてもちろん費用も負担する事になります。動作確認をすることも大切です。

    使用できるものは使った方が初期費用も抑えられますがオープンしてから故障が生じた場合は休業を余儀なくされる事態にもなりまねませんので慎重な判断が必要です。

    エアコンがない場合、室外機の設置場所と冷媒管(エアコンの配管)の有無を確認し冷媒管がない 場合は配管経路の確認も必須事項です。

  • Check.05

    排気設備の確認

    排気設備の確認をしましょう。厨房排気が必要な場合、排気ダクトの有無は重要です。
    ダクトがある場合はそこに繋いでフード、排気ファンの取付で済みますがダクトが無い場合はダクトの取付も必要になり排気させる位置にもよりますが、屋上に排気させなければならない場合はダクト取付に必要な足場も必要になります。

  • Check.06

    工事区分の確認

    ビルによっては指定業者しか工事できない場合がありますので注意が必要です。看板工事や火災報知機等の防災工事が指定業者の物件が比較的多いです。

  • Check.07

    原状回復の確認

    物件契約時に原状回復の定義を確認しましょう。物件がスケルトンの場合はスケルトンで返却すれば問題なのですが既存の造作がある場合、どのような状態で返却するか明確にして契約書に記載しておくことで退去時のトラブルを避けられます。

    原状回復工事が指定業者のケースもあります。その場合なかなか高額なケースが多いです。

  • Check.08

    工事可能日と時間の確認

    工事可能日と工事可能時間を確認しましょう。工事を進める上で大きな音の出る工事や塗装や防水で
    臭気を伴う工事があります。他のテナント様の業種や営業時間により工事時間が制限されるケースが
    あります。

    土日が工事できないケースや工事自体、夜間でしかできないケースもありますので事前に確認しておくと工程もスムーズに組めます。

  • Check.09

    提出書類の確認

    管理会社に提出する書類の確認をしましょう。一般的には工事申請書、工程表、平面図ですが事前に確認しておくとスムーズです。提出期限が工事着工の2週間前までと言われるケースもあります。

  • Check.10

    電気・水道の契約

    工事着工前日までに電気、水道の契約を済ませておきましょう。工事する際に使用させて頂きますので契約を済ませておかないとスタートから工事が遅延してしまいます。

これらの項目を事前に確認し、準備を整えることで、
新店舗の内装工事を円滑に進めることができます。