売上を上げるためには内装が重要!デザインで失敗しないためのポイントなどを解説
店舗の売上アップに向けて、試行錯誤を重ねながらあらゆる施策を行っている企業が多いでしょう。根本的な改善を試みる場合におすすめできるのは、内装デザインの変更です。
この記事では、内装デザインが店舗の売上を上げる理由を解説したうえで、売上を上げるために意識すべき内装デザインのポイントをご紹介します。また、内装業者に依頼するときの注意点などについても触れているので、業者選びを進めている担当者の方もぜひご一読ください。
内装デザインが売上を上げる理由
内装デザインが店舗の売上を上げる理由として、主に以下の3点を挙げられます。まずはなぜ店舗にとって内装が重要なのかを確認しておきましょう。
<内装デザインが売上を上げる理由>
- 顧客に合った内装にすると平均客単価が上がりやすいため
- 居心地のいい場所を提供するとリピーターが増えるため
- おしゃれで個性的な内装はSNSで話題になりやすいため
顧客に合った内装にすると平均客単価が上がりやすいため
顧客の好みに合った雰囲気の内装にすると、平均客単価を上げやすいことがメリットです。顧客にとって居心地のいい空間を用意すれば、顧客の滞在時間が延び、購買欲の向上につながります。店舗は内装次第で高級なイメージにもカジュアルなイメージにもなるので、店舗に合った雰囲気の内装にしましょう。
居心地のいい場所を提供するとリピーターが増えるため
ターゲット層に合った雰囲気の内装にして、顧客に居心地のよさを感じてもらえれば、リピートされる確率も高くなります。自社の強烈なファンであるリピーターを増やす施策は、中長期的に売上を上げる・維持するうえで重要なポイントです。
おしゃれで個性的な内装はSNSで話題になりやすいため
おしゃれな内装や個性的な内装はSNSで話題になりやすく、拡散される可能性も高いです。また、雰囲気や口コミがいいお店は口コミの高評価も得やすいため、評判のいいお店を探す人からも注目されます。
売上を上げるために意識すべき内装デザインのポイント
内装デザインのパターンは事実上の無限大であり、どのようなデザインを取り入れると売上が上がるのか想像が付きにくいかもしれません。失敗しないために意識すべき基本的なポイントは、以下の4つです。
<売上を上げるために意識すべき内装デザインのポイント>
- コンセプトを明確にする
- 目指す雰囲気にマッチする照明を選ぶ
- 混雑時も快適に過ごせる動線を設計する
- 壁紙やインテリアの配色にもこだわる
コンセプトを明確にする
店舗のコンセプトを明確にして、提供する商品やサービスと内装の雰囲気に統一感を持たせることを意識しましょう。たとえば高級路線の飲食店ならば、家具やインテリアにも高級感が必要です。ゆったりと会話を楽しめるお店をコンセプトにする場合は広い空間を用意し、柔らかいソファを設置するといいでしょう。
目指す雰囲気にマッチする照明を選ぶ
照明によってお店の雰囲気は大きく変わります。顧客の滞在時間を延ばして客単価を上げたい場合は、非日常感を生み出せる薄暗い照明を選ぶといいでしょう。反対に回転率を上げたい場合は、人が活発に行動する性質を持つ明るい照明が適しています。
混雑時も快適に過ごせる動線を設計する
動線を工夫することで、混雑時における顧客満足度の低下を防ぐことも可能です。
たとえば飲食店の場合、入口から座席に移動するまでの通路が広ければ、顧客同士の接触を避けて快適に着席できます。売り場からレジまでの距離感にも配慮したレイアウトにするなど、快適で効率的な動線を作ることが重要です。
壁紙やインテリアの配色にもこだわる
色には、特定のイメージを連想させる効果があります。店内の色が多すぎると脳を疲労させやすいため、配色は3色以内に抑えるのが基本です。
店舗の個性を印象付けるためには、色のアクセントを加えるといいでしょう。たとえば白を基調とした店舗は多くインパクトに欠けますが、ブランドカラーを織り交ぜることで顧客の印象に残りやすくなります。
【業種別】売上を上げるために意識すべき内装のレイアウト
内装デザインを決めるうえでとくに難しいのがレイアウトの選び方です。店舗のスペースは限られるため、どの部分を広く取るかが重要になります。この項目では、3つの業種に分けて最適なスペースの取り方をご紹介します。
<【業種別】売上を上げるために意識すべき内装のレイアウト>
- 美容室は待合室の広さがポイント
- 小売店は通路の広さがポイント
- 飲食店はテーブル間隔の広さがポイント
美容室は待合室の広さがポイント
美容室は待ち時間が長くなりがちなため、待合室のスペースを広く取るといいでしょう。快適に待機できる待合室があれば、順番待ちが起きていても離脱されにくいです。接客中に関しては、顧客は正面の鏡に視線を送る時間が長く、隣の席との距離感がやや短くてもあまり気になりません。
小売店は通路の広さがポイント
スーパーマーケットなどの小売店は、できる限り通路を広く取るレイアウトを意識するといいでしょう。通路が広ければ、顧客はひとつひとつの商品を手に取って検討したり、順路に逆らって商品を取りに行ったりしやすくなります。カートを伴った移動もしやすく、客単価のアップを見込みやすいです。
飲食店はテーブル間隔の広さがポイント
飲食店は、テーブル間隔の広さを意識したレイアウトがポイントです。テーブル同士の距離が開いていれば会話を楽しみやすく、滞在時間が延びて追加のオーダーを獲得しやすくなります。ただし、その場合は回転率が低下するため、お店の特徴に応じて適切なテーブル間隔に調整しましょう。
売上を上げるために内装業者に依頼するときの注意点
内装業者はとても多く、業者によって特徴が大きく異なります。業者選びの注意点やポイントは以下の3点です。
<売上を上げるために内装業者に依頼するときの注意点>
- サービスの範囲を確認する
- 提案の質が高い内装業者を選ぶ
- アフターフォローの有無も重視する
サービスの範囲を確認する
内装業者によってサービスの範囲が異なります。デザインや工事だけを手掛ける業者もあれば、ワンストップですべてのサービスを提供する業者も存在するため、まずはサービスの範囲を確認しましょう。
店舗の設計を依頼する場合は、プランニングから施工までを一括で依頼できる業者がおすすめです。設計と施工が一貫すれば、イメージどおりの内装に仕上がりやすくなります。また、追加工事が発生する可能性も低いため、時間とお金も節約できます。
提案の質が高い内装業者を選ぶ
提案力が高い内装業者に依頼すると、企業のコンセプトや特徴を伝えるだけで的確な内装アイデアを考えてもらえます。相談のしやすさや施工実績の豊富さなどを確認して、さまざまな提案に期待できる内装業者を選びましょう。
アフターフォローの有無も重視する
アフターフォローの有無も重要です。継続的に売上を上げるためには、内装工事完了後に効果を確認し、課題に応じた微調整も必要になります。内装の変更に伴う問題点が発生したとしても、お店のパートナーとして課題解決に向けたサポートを続けてくれる、アフターフォローが充実した内装業者を選びましょう。
まとめ
店舗の売上を上げるためには内装デザインが重要です。まずは店舗のコンセプトを明確にして、コンセプトに合ったレイアウトやインテリア、家具、照明、カラーなどを決めましょう。内装業者を選ぶときは、プランニングから施工までをワンストップで依頼できる業者を選ぶことをおすすめします。
FACE YOUは、内装デザインにおけるプランニングから設計、施工管理、アフターフォローまでをトータルサポートする内装デザイン・空間デザインの専門家です。お客さまのビジネスの成長・発展をサポートするパートナーとして、責任を持った店舗を手がけています。まずはメールやLINEから、ご予算などをお気軽にお聞かせください。