店舗入り口
2024年08月05日

店舗の入口がはたす役割とは?集客力を高めるデザインのポイントをご紹介

店舗の入口は、店舗と顧客にとって最初の接点であり、顧客の第一印象を左右する重要な存在です。どんなに良い商品やサービスを用意したとしても、入店してもらえなければ提供する機会を得られないため、顧客が思わず入店したくなるように入口を用意する必要があります。

この記事では、店舗の入口がはたす役割をご紹介することに加えて、店舗の入口を活用した集客アップ術も解説します。また、業界別に見た店舗の入口におすすめのデザインもご紹介しているので、内装や外装の変更を検討している方はぜひご一読ください。

店舗の入口がはたす4つの役割

店舗の入口は以下のようにさまざまな役割をはたします。まずは入口の重要性を把握しておきましょう。

<店舗の入口がはたす4つの役割>

  • 店舗への入店を促進する
  • 店舗の存在をアピールする
  • 店舗への好印象を与える
  • 店舗の情報や魅力を発信する

店舗への入店を促進する

店舗の入口が優れていれば、顧客への入店を促す効果を発揮します。入口の演出やデザインが魅力的であればあるほど、顧客の期待感や購買意欲を高められるのです。通りがかった人がお店の雰囲気や利用シーンを予測しやすいように、お店の雰囲気を入口に反映させると効果的です。

店舗の存在をアピールする

入口はお店の顔ともいえる存在なので、目を引くデザインの入口を設置すると、近くを通った人に店舗の存在をアピールできます。通行人の認知を得なければ入店者数を増やせないため、看板や暖簾なども活用しながら視認性を高めることが大切です。

店舗への好印象を与える

店舗の入口はお店の第一印象を左右する重要なポイントです。入口を見たときに、清潔感や親しみやすさを覚えてもらえれば、安心して入店してもらえるでしょう。ポジティブな印象を与えられる入口を設けることは、店舗を繁盛させるための絶対条件といえます。

店舗の情報や魅力を発信する

入口やその周辺の面積は比較的大きく、お店の情報や魅力を宣伝する場所としても活用できます。お店にとって代表的なアイテムを入口に設置したり、メニューや料金表などを入口に掲示したりすると、通行人はそのお店がどんな業種で、どんな商品を扱うお店なのかを認識しやすくなるのです。

店舗の入口で集客力を上げる方法とは

先述したとおり店舗の入口はさまざまな役割を持っており、入口の使い方によっては集客力を大幅に上げられます。具体的には、以下の点を意識すると効果的です。

<店舗の入口で集客力を上げる方法>

  • 親しみを感じられ利用しやすい入口にする
  • 商品や価格がわかり安心できる入口にする
  • 清潔感がある入口にする
  • 店内の雰囲気がわかる入口にする
  • コンセプトと一致する色を取り入れた入口にする

親しみを感じられ利用しやすい入口にする

入口の雰囲気がやわらかく、フレンドリーな印象を与えられると、初めてお店を訪れた人でも安心してドアを開きやすくなります。淡い暖色系の色遣いや木材には温かみを感じさせる効果があるので、親しみやすさを演出するうえで有効です。反対に黒塗りの入口は、威圧感を与える恐れがあります。

商品や価格がわかり安心できる入口にする

代表的な商品や価格帯を入口付近で提示すると、顧客は入店する前に店舗の方向性を理解できます。たとえば寿司店の場合は店舗によって価格帯が大幅に異なるため、予算がわからないまま入店しようとする人はほぼいません。ポスターやディスプレイなどを活用して、わかりやすくお店の特徴を伝えましょう。

清潔感がある入口にする

入口付近の掃除を定期的に行い、清潔感がある入口にすることも大切です。入口の周りにゴミが散乱していると、お店の中まで不衛生な印象を与えかねません。営業中にも繰り返し入口の確認を行って清潔な状態を保ち、入口に傷や汚れが目立つ場合は修繕を依頼しましょう。

店内の雰囲気がわかる入口にする

入口から店内の様子が見えると、顧客はより安心して店内に入りやすくなるほか、ディスプレイ次第では興味を引き付けることも可能です。窓の面積を増やしたり、ガラス製のドアを採用したりといった工夫も、集客力をアップさせるうえで役立ちます。

コンセプトと一致する色を取り入れた入口にする

店舗のコンセプトと一致する色も取り入れましょう。落ち着いた雰囲気のカフェやサロンの場合は、白・黒・グレーといった無彩色を基調にすると、カラーイメージと店舗の特徴が一致します。反対にピンクや水色などの色を基調とした場合、やわらかさは演出できますが、店舗との印象はチグハグになってしまいます。

【業種別】店舗の入口におすすめのデザイン

店舗の入口を改装しようと考えても、具体的にどのようなデザインを取り入れればいいのかイメージしにくいかもしれません。そこで、4つの業種に分けて、店舗の入口におすすめのデザインをご紹介します。

<【業種別】店舗の入口におすすめのデザイン>

  • 飲食店
  • アパレル
  • 美容室・サロン
  • 病院・クリニック

飲食店

飲食店は価格帯によって、最適なデザインが異なります。カジュアルに立ち寄れるお店ならば、提供するメニューや価格がわかるように、看板などを使って掲示するといいでしょう。反対に格式が高いお店ならば、基本的には予約客をターゲットにするため、高級感のあるデザインがおすすめです。

アパレル

アパレル店は多種多様な商品を取り扱っているため、店外からも商品や店内の様子がわかる入口を設けましょう。大きな窓を作って開放的な雰囲気にしたり、大きな扉を開きっぱなしにしたりするのがおすすめです。

美容室・サロン

美容室やサロンの入口で重要なのは、おしゃれさや非日常感です。初めて訪れる人は緊張しがちなので、リラックスできる雰囲気にすると良いでしょう。ガラス張りにして店内の様子が見えるようにしたり、入口付近に観葉植物を設置したりすると、安心感を生み出せます。

病院・クリニック

医療機関には無機質でシンプルな内装・外装のイメージが定着していますが、最近はカフェやホテルのような雰囲気の病院・クリニックも増えてきました。凝ったデザインの入口にすると、他の医療機関との差別化も図れます。

まとめ

店舗の入口は、入店を促進したり、存在をアピールしたり、情報や魅力を発信したりする役割をはたします。入口やその周辺のデザインと環境を整えることにより、集客や売上を向上させることも可能です。業種やお店の特徴とマッチする入口に改装して、売上アップを目指しましょう。

FACE YOUは、内装デザインや空間デザインの専門家です。お店の特徴やアピールしたいポイントを丁寧にヒアリングし、目標を達成するための入口や内装に仕上げます。お客様のご予算に合わせたご提案が可能ですので、安心してご相談ください。