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2024年08月09日

店舗サインの種類とは?お店の魅力を高めるポイントや注意点をご紹介

街中にはとても多くの類似店舗があり、その中から自身のお店をアピールするためには、看板などの店舗サインを目立たせる必要があります。優れた店舗サインを用意すると、通行人はそのお店の特徴を瞬時に判断できるため、入店率のアップにつなげられるのです。

店舗サインにはさまざまな種類があるので、どのような店舗サインを設置するべきか悩んでいる方も多いでしょう。そこでこの記事では、店舗サインの代表的な種類をご紹介したうえで、店舗サインを活用してお店の魅力を引き上げるポイントや、店舗サインに関する注意点を解説します。

店舗サインの種類は主に5つ

店舗サインとして使われる種類は実にさまざまです。ここでは、近年の店舗運営において、とくに頻繁に活用されている店舗サインを5つご紹介します。

<主な店舗サインの種類>

  • A型看板
  • タペストリー
  • バナースタンド
  • パネル
  • ウインドウステッカー

A型看板

店頭に設置することが多い自立式の看板で、横から見たときにアルファベットの「A」の形をしていることが特徴的です。両面を宣伝スペースとして活用できることがメリットで、ポスターなどの印刷物を差し込んだり、黒板にメッセージを記載したりして活用します。

タペストリー

印刷物に袋加工を施して、パイプや紐を使って壁や天井に吊す店舗サインです。数メートルほどのサイズのタペストリーも発注できるため、入口の扉やガラス全体を広告スペースとして利用でき、視認性を高めたい場合には最適な店舗サインといえます。

バナースタンド

印刷したバナーを自立させるスタンド式の店舗サインです。「Xタイプ」「Yタイプ」「ロールアップタイプ」など複数の種類があります。大きなサイズの店舗サインを設置したいものの、空いている壁がなく設置スペースを見つけられない場合に適した店舗サインです。

パネル

スチレンボードやアルミ複合板などにデザインをプリントした、厚みのある板状の店舗サインです。「等身大パネル」や「POP」にもパネルが使われており、SNS映えする店舗サインを設置したい場合にも適しています。ただし、素材によっては湿気などの影響を受けて反り返る恐れがあるため、屋内で使用しましょう。

ウインドウステッカー

窓を装飾するタイプの店舗サインです。インクジェット印刷をしたシートを貼りつけるパターンと、カットマシンを使用して文字やマークを切り抜いたカッティングシートを貼りつけるパターンがあります。糊付けで窓を装飾できるため、建物のポテンシャルを最大限に活かせます。

店舗サインを活用してお店の魅力を引き上げるためのポイント

店舗サインの効果を最大限まで高めるためには、いくつかのポイントを押さえたうえで店舗サインの制作を依頼することが重要です。具体的には、これからご紹介する6つのポイントを意識しましょう。

<店舗サインを活用してお店の魅力を引き上げるためのポイント>

  • 人目を引くデザインにする
  • メッセージはシンプルに記載する
  • ブランドを連想させるデザインを取り入れる
  • 設置場所に適した種類を選ぶ
  • お店のイメージに合ったフォントを選ぶ
  • 内装にはピクトグラムも取り入れる

人目を引くデザインにする

凝ったデザインだとしても、消費者に注目してもらえなければ意味がありません。色や形などを工夫して、人目を引く店舗サインに仕上げましょう。できるだけ多くの人の目に留まる場所に設置する必要があるため、交通量調査などを行い、もっとも視認性が高い場所に設置することもポイントです。

メッセージはシンプルに記載する

わかりやすくて読みやすい、シンプルな内容のメッセージを記載しましょう。文字が小さくてわかりにくいと、遠く離れた場所にいる消費者にはお店の存在をアピールできません。商品やサービスの特徴やメリットを簡潔に記載すると、お店の魅力が伝わりやすく、多くの人も関心を集められます。

ブランドを連想させるデザインを取り入れる

お店のロゴやマークなど、自社を連想させるブランドイメージを活用することもポイントです。たとえ入店につながらなかったとしても、通勤中や通学中の人などから繰り返しブランドイメージが使われた店舗サインを活用すると、お店の位置関係や特徴を自然と認知してもらえます。

設置場所に適した種類を選ぶ

先述したとおり、店舗サインにはさまざまな種類があるので、設置場所に適したタイプの店舗サインを選びましょう。消費者が見やすい高さや角度に調整することも、店舗サインを設置するときのポイントのひとつです。また、屋外に店舗サインを設置する場合は、雨や風に強い種類でなければなりません。

お店のイメージに合ったフォントを選ぶ

文字を使った店舗サインを設置するときは、お店のイメージに合ったフォントを選びましょう。文字数が少ないサインの場合は、太字を使ったインパクトのあるフォントがマッチします。一方で文字数が多い場合や、高級感を演出したい場合は、洗練された印象を与えられるシンプルなフォントが最適です。

内装にはピクトグラムも取り入れる

ピクトグラムとは、情報や注意を示すために表示される案内記号のことで、東京オリンピックで使用されたことでも話題になりました。近年のピクトグラムは洗練されており、高級ホテルでも多用されています。とくにインバウンドを重視する店舗の場合は、トイレなどの位置関係が誰にでもわかるピクトグラムを、内装の店舗サインとして導入しましょう。

店舗サインに関する注意点

店舗サインは勝手に提示できるものではありません。とくに屋外に店舗サインを掲示する場合は、建築基準法や道路法、屋外広告物条例、景観条例などに違反しないよう注意が必要です。

また、雨や強風、地震などにより店舗サインが落下すると、通行人や消費者にケガを負わせる恐れもあります。店舗サインを設置するときは、法令を遵守することに加えて、対候性や安全性にも配慮する必要があるのです。

これらのリスクを排除しつつ効果的な店舗サインを用意するためには、内装に関する専門業者のアドバイスを受けることをおすすめします。店舗サインに精通した内装業者に依頼すれば、安全かつ最適な店舗サインの提案を受けられます。

まとめ

店舗サインとは、お店のイメージや特徴を通行人などに伝える宣伝の一種です。店舗サインの効果を最大限に高めるためには、お店の雰囲気や特徴に合ったデザインと種類の店舗サインを用意しましょう。ただし、法令や安全性を守ることを前提として店舗サインを制作しなければなりません。

FACE YOUは、空間デザインや内装デザインのスペシャリストです。法令や安全性に配慮したうえで、お店のポテンシャルを最大限に高められる店舗サインをご提案いたします。また、店舗サインを引き立たせる内装デザインも可能なので、まずはお気軽にご予算などをお聞かせください。