個人サロン
2024年07月21日

個人サロンの集客方法とは?必要な事前準備の内容や空間づくりのコツをご紹介

個人サロンの開業に向けて準備を進めている方も多いでしょう。たくさんの人にサービスの特徴や魅力を知ってもらい、個人サロンに足を運んでもらうためには、あらゆる宣伝を駆使して集客に努めなければなりません。

今回は個人サロンの集客方法を9つご紹介したうえで、集客開始前にすべきことも3つご紹介します。また、新規顧客の集客のみならず、リピーターの獲得にも役立つ空間づくりのコツも解説します。

個人サロンの集客方法9選

個人サロンにはさまざまな集客方法があります。以下の9点が個人サロンの具体的な求人方法です。コストがかからないものもあるので、複数の方法を組み合わせながら集客しましょう。

<個人サロンの集客方法9選>

  • ホームページ
  • ブログ
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • チラシ
  • フリーペーパー
  • ポータルサイト
  • 看板
  • 顧客からの紹介

ホームページ

個人サロンの存在を知っている人に向けた集客方法です。既存の顧客や、SNS、チラシ、フリーペーパーなど、その他の集客方法で個人サロンの情報を知った人が、より詳しい情報を集めるためにアクセスしています。そのため、ホームページには以下の情報を掲載しましょう。

<ホームページに掲載すべき情報>

  • メニュー
  • 料金
  • 営業時間
  • 定休日
  • 最寄り駅などからのアクセス

ブログ

無料で活用できるブログは、導入に向けたハードルが低く、Googleなどの検索から自分のお店に引き込むSEO対策もしやすい集客方法です。日記のような感覚で利用できるため、その日に行ったサービスの内容や、顧客の感想などを掲載するといいでしょう。

X(旧Twitter)

文字を中心とした情報を発信するのに最適なSNSです。投稿にはURLを併記できるため、ホームページやブログ、Instagramへの誘導もできます。割引の情報や、数日後までの空き状況などを掲載すると良いでしょう。

Instagram

画像や動画を中心とした情報を発信するSNSです。店内の様子を公開できるため、リラックスしやすい空間であることや、清潔感があることをアピールできます。また、ビフォー・アフターの様子も掲載できるため、今や欠かすことのできない集客方法です。

チラシ

チラシには、自分自身や専門の業者を利用してポストに投函する「ポスティング」と、新聞に挟み込む「折り込み広告」の2種類があります。インターネットやSNSを見ない層にもアプローチできることがメリットです。また、分かりやすい形でクーポンも付帯させられます。

フリーペーパー

公共施設などに設置される無料の広告です。チラシはランダムに配布しますが、フリーペーパーは個人サロンも含めた情報を求める人だけが手に取るため、周知できる範囲をやや狭められます。ただし掲載料がかかる場合が多く、費用の目安は数万円~数十万円です。

ポータルサイト

サロンに特化したポータルサイトやクーポンサイトに登録して集客する方法です。サロンの情報を探している人にアプローチできるため、競合よりも目立つことができれば効果的に宣伝できます。ただし、掲載料や手数料がかかることが一般的です。

看板

外壁や屋根、入口付近などに、メニューや料金表などを書いた看板を設置する集客方法です。個人サロンの目の前を通った人の目に触れるため、ニーズを満たした層からの来店率は高いでしょう。製作費がかかりますが、チラシやフリーペーパーのようなランニングコストはかかりません。

顧客からの紹介

顧客からの紹介で集客する方法です。リピーターとして定着する可能性も高いため、とくに重視すべき集客方法といえます。招待割引を用意したり、口コミを書いた人にサービスを提供したりすると、紹介を受けやすくなります。

個人サロンの集客を効率的に進めるための事前準備

個人サロンの集客方法は先述したようにさまざまですが、その前に行うべき事前準備もあります。以下の3点を明確にすることで、より効果的な集客が可能です。

<個人サロンの集客を効率的に進めるための事前準備>

  • ターゲットを明確にする
  • お店の強みを整理しておく
  • リピーターを増やすことを意識する

ターゲットを明確にする

ターゲット層の性別や年代、生活レベルなどを明確に定めましょう。20代の若者をターゲットにする場合と、40代の富裕層をターゲットにする場合とでは、個人サロンに求められる雰囲気やサービスの質が異なります。ターゲットを明確にすることで、個人サロンの方向性が定まるのです。

お店の強みを整理しておく

お店にとっての強みが明確ならば、何を宣伝すると魅力が伝わりやすいのかが見えてきます。広告に使えるスペースや文字数は限られているため、自身の個人サロンを訪れるメリットを的確に伝えることが大切です。

リピーターを増やすことを意識する

新規の顧客を集めるときにかかる集客コストは、広告費やクーポンの割引を考慮すると、リピーターの20倍といわれています。そのため、個人サロンの売上を伸ばすために大切なのはリピーターの存在です。

リピート客を大切にするために、顧客管理表などを用意して、個人情報を徹底して管理しましょう。たとえば「誕生日割引」を配信したり、前回の来店から合間が空いた場合はLINEやメールなどで連絡を取ったりといった方法が有効です。

個人サロンの集客力を高める空間づくりのコツ

個人サロンは狭いスペースで営業することが多いため、顧客がリラックスして過ごせる空間づくりをすることが大切です。SNSに店内の雰囲気を投稿したり、チラシなどに写真を用いたりするときに魅力が伝わるように、快適な空間づくりも大切にしましょう。

<個人サロンの集客力を高める空間づくりのコツ>

  • 家具はできるだけ低めのものを選ぶ
  • 膨張色を使って空間を広く見せる
  • お店のコンセプトを反映させる
  • 清潔感を大切にする

家具はできるだけ低めのものを選ぶ

ソファーやベッド、収納などの家具はできるだけ低いものを選びましょう。家具と天井の高さが近いほど圧迫感が生まれ、空間が狭く見えてしまいます。不要なものをできるだけ排除するのもポイントです。

膨張色を使って空間を広く見せる

室内を広く見せるために適した壁紙などの色は膨張色です。シンプルな内装にしたい場合は白を基調としましょう。大きな鏡を設置すると、より空間が広く見えます。

お店のコンセプトを反映させる

お店のコンセプトも反映させましょう。ターゲット層により、最適なデザインやグレードの照明や家具が変わります。壁紙・床材から什器まで、雰囲気に一体感を持たせることも大切です。

清潔感を大切にする

個人サロンは非日常的な空間であり、おもてなしをする場所です。内装が汚れていたり、キズがついていたりすると、顧客満足度を高められません。顧客が快適に過ごせる動線を確保したレイアウトにしたり、ゴミやほこりが舞いにくい床材を選んだりすることもポイントです。

まとめ

個人サロンの集客方法は、ホームページの運用やチラシの配布、SNSの活用などさまざまです。安定した経営を続けるためには、リピーターを確保することを意識しましょう。そのためには顧客が快適に過ごしやすく、新規顧客の紹介も受けやすくなるように、内装デザインにこだわることが大切です。

個人サロンの内装デザイン・空間デザインは、FACE YOUにお任せください。当社はプランニングから施工、アフターフォローまでをワンストップでご提供する専門会社です。コンセプトやご予算をお聞かせいただくだけで、集客力が高い内装をご提案いたします。