ガーデニング
2024年07月24日

店舗のガーデニングで意識すべきポイントとは?おすすめの観葉植物もご紹介

店舗の雰囲気を華やかにするために、観葉植物の設置を含むガーデニングの導入を検討している方は多いかもしれません。そこで気になるのは「店舗のガーデニングに適した植物って何?」「ガーデニングをするときは何を意識すればいいの?」といった点ではないでしょうか。

この記事では、ガーデニングをしやすい店舗の庭の種類や、店舗のガーデニングに適した植物の種類をご紹介します。また、店舗でガーデニングをするときに意識すべきポイントもお伝えしているので、ガーデニングを始める前にご一読いただければ幸いです。

ガーデニングが可能な店舗の庭の種類とは

まずはガーデニングにふさわしいスペースがあるかどうかを確認しましょう。以下のような庭がある店舗はガーデニングに適しています。庭がない場合は、店内に観葉植物を設置するのがおすすめです。

<ガーデニングが可能な店舗の庭の種類>

  • ナチュラルガーデン
  • カラーリーフガーデン
  • シェードガーデン
  • 坪庭

ナチュラルガーデン

イギリス人が提唱したガーデニング方法で、植物本来の美しさを活かせることが特徴的です。人が手を加えすぎず、自然な状態を残すためナチュラルガーデンと呼ばれています。広大なスペースが必要ですが、さまざまな植物を植えられることがメリットです。

カラーリーフガーデン

緑を楽しむだけではなく、赤や黄色、銀白色など、いろいろな葉の色を楽しむことがカラーリーフガーデンの特徴です。色の組み合わせ次第で無限大のバリエーションを生み出せるほか、メンテナンスの手間もあまりかかりません。

シェードガーデン

日陰または半日陰に植物を設置するのがシェードガーデンです。ヒューケラやユキノシタ、アジサイ、スミレなど日光が当たらなくても育つ植物を選ばなければなりません。しかし、北向きの店舗でもガーデニングを楽しみやすい点は魅力的です。

坪庭

わずかなスペースでも設置できる、日本的な庭の一種が坪庭です。日本庭園をイメージしたガーデニングができるため、日本色を強く押し出したい店舗に適しています。テーブルなどの店内からガーデニングを見られるため、評判次第ではガーデニング目当ての来客も見込めます。

店舗のガーデニングに適した観葉植物の種類

店舗のガーデニングで観葉植物を設置する場合は、以下の種類がとくに適しています。それぞれの特徴を見ていきましょう。

<店舗のガーデニングに適した植物の種類>

  • ドラセナ・デレメンシス・コンパクタ
  • スンスベリ・ゼラニカ
  • カラテア・マコヤナ

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタ

なめらかな曲線を描くようにして育つ植物で、「幸福の木」とも呼ばれる縁起の良さが特徴的です。水やりの頻度が少なくメンテナンスがしやすいですが、真夏の直射日光には弱いため注意しましょう。まるで王冠のような葉の形になり、印象的な空間を生み出せます。

スンスベリ・ゼラニカ

縦長で設置場所を取りにくい観葉植物であり、ガーデニングや観葉植物を設置するスペースが少ない店舗適しています。10月以降の冬はほぼ断水状態でも枯れないほど強い植物なので、メンテナンスの手間を減らしたい人や、植物を育てるのが初めての人にもおすすめです。

カラテア・マコヤナ

大きな葉の中に、植物的なシルエットの模様が入ることが特徴的な植物です。個性的でインテリア性が高く、日当たりがよくない場所でも成長します。ブラジルを原産とするため夏の暑さに強く、直射日光を避ければ日当たりのいい場所でも順調に成長する植物です。

店舗でガーデニングをするときに意識すべきポイント

店舗でガーデニングをしたり、観葉植物を設置したりするときは、以下のポイントを意識しましょう。植物に関するリスクを避けられ、顧客から好評を得られる可能性が高くなります。

<店舗でガーデニングをするときに意識すべきポイント>

  • 虫が寄り付きにくいものを選ぶ
  • 触ってもケガをしないものを選ぶ
  • 店舗のコンセプトに合わせる
  • 季節感が出るように数ヶ月おきに交換する
  • 店舗の広さに合ったものを選ぶ
  • 葉が落ちにくいものを選ぶ
  • シンボルツリーを設ける

虫が寄り付きにくいものを選ぶ

薄い葉の植物は虫が寄り付きやすく、店舗の入口周辺にたくさんの虫がむらがったり、店内に虫が侵入してきたりする可能性が高いです。虫が苦手な顧客から嫌がられたり、周辺の別店舗からクレームを受けたりするリスクがあるため、虫が寄り付きにくい植物を選びましょう。

触ってもケガをしないものを選ぶ

植物によっては葉がナイフのように鋭かったり、トゲが付いていたりします。熱帯や砂漠地帯に生息する植物の場合、毒を持つ可能性もるためさらに危険です。顧客が触ったり、従業員がメンテナンスをしたりするときにケガをしないように、安全な植物を選びましょう。

店舗のコンセプトに合わせる

お店のコンセプトやテーマに合った植物を選ぶこともポイントです。内装とインテリアに一貫性があれば、ガーデニングや観葉植物をブランディングの一環として利用できます。ナチュラルテイストな店舗の場合は、自然素材や緑の植物がぴったりです。

季節感が出るように数ヶ月おきに交換する

ガーデニングや観葉植物の種類によって、季節感も演出できます。春や夏には爽やかで明るい色の草花を、秋や冬にはあたたかみのある色の草花を取り入れるのがおすすめです。

店舗の広さに合ったものを選ぶ

店舗の通路や天井高に合わせたガーデニング・観葉植物を選ぶことも重要なポイントです。通路を塞ぐと店舗が狭く見えるほか、動線が悪くなって作業効率も下がります。天井ギリギリの高さの観葉植物も、圧迫感が生まれやすくなるため要注意です。

葉が落ちにくいものを選ぶ

なるべく葉が落ちにくい植物を選びましょう。頻繁に葉が落ちる植物をガーデニングや観葉植物として取り入れると掃除の手間がかかります。掃除をした数時間後に周辺が散らかってしまうようでは、掃除が追い付かず、顧客に不衛生な印象を与えかねません。

シンボルツリーを設ける

お店を目立たせるために、シンボルツリーを設けるのもおすすめです。多くの人から注目されるシンボルツリーがあると、お店が認知されやすく、初めて来店する人も誘導しやすくなります。さらに顧客の記憶にも残りやすく、リピーターの獲得につながる場合もあります。

まとめ

店舗のガーデニングや観葉植物として適した植物は「ドラセナ・デレメンシス・コンパクタ」「スンスベリ・ゼラニカ」などです。顧客から高評価を得るために、虫が寄り付きにくい草花や葉が落ちにくい草花、店舗のコンセプトに合った草花を選んでガーデニングをしましょう。

FACE YOUは、ガーデニングを含めた素敵な店舗の空間づくりを手掛ける専門業者です。店舗の雰囲気やコンセプトを大切にしたうえで、理想的なガーデニングや、観葉植物の選定・レイアウトをご提案いたします。店舗をよりよい空間に仕上げたいとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。